辺野古の埋め立てに対して、反対派が米国ホワイトハウスへの署名をしている。
まあ、手法としてはちょい右の人たちより5~6年遅れているわけだが、嫌いな米国におもねることをしているのだから、彼らも必至だということがわかる。
・・・が、あまりの無知な芸能人とやらにあきれ果ててしまうわけで、所詮彼らは現実社会を見ずに自分たちが高みにいて安全だからこそ「基地はいらない」なんて言っているのだろう。
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そもそも辺野古の移設に対しては、悪評高い鳩山政権でさえも「沖縄県外」「国外」を模索しても、結果としてここにするのが止むを得ないという結論になっている。
その理由をパヨクは完全に無視をしている。
今のChinaはどうなっているか?
南シナ海では環礁を埋め立てて基地化をすすめているし、尖閣諸島へは公船を進行させている。
そしてなにより、今でも東トルキスタン(新疆ウイグル自治区)、内モンゴル(内蒙古自治区)、チベット(西蔵自治区)では民族浄化が行われており、最たる例としては広西チワン族自治区で漢族がチワン族よりも多く住んでいる状況である。
これは進行であり、歴史を学べばわかるのだが、そもそも満州国は漢族の国ではないのがわかるため、いわゆる「中華人民共和国」は清というモンゴル族の国の大部分を奪っただけのことである。
まあ、それを逆手にとって日本も満州国でいろいろやったのは事実だが、それだけでブログ何日分にもなるのでここではおいておく。
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とまあ、そんな国が海を隔ててあり、覇権をとろうとしているのであるから(しかも、自分たちが圧倒的優位にしている)、日本国としてはどうするのかというのを真剣に議論しなければならないうえ、現実として国防を考える必要がある。
「米軍の基地はいらない」とパヨクは言うわけだが、沖縄や日本各地から米軍がいなくなるとしたなら、日本は自国を守るためにどうすることが必要だろうか。
・・・と、当たり前の話であるが自衛隊(本来は国防軍)が日本国を守るために、基地を設置しなければならず、当然ながら地政学的に重要な場所に基地を作ることになるため、沖縄は重要な拠点となり、日本海側や中国地方の基地は、自衛隊の基地として使用することになる。
そしてパヨクがもし「基地をなくせ」というのであれば、それは日本国をどうしたいのかデザインができていないのか、Chinaが余程好きなのか、平和な国なのかという勘違いをしているかのいずれかだろうが、どちらにせよ日本国を主としておいていないことがわかる。
良し悪しは別として、国を思うのであればどうしなければならないかを、安保世代は考えていたわけで、そこにある主は「日本」であったはずだ。
だが、今のパヨクにはそれがないからこそ信用などできようはずがないのだ。
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さて辺野古に話を戻すが、そもそもは普天間の危険性を減らすためということで移設の話を進めていたはずだ。
辺野古への移設がなければ、当然ながら普天間の利用が継続されるわけで、危険な基地が住居の隣にある状況が変わりはないこととなる。
まあ、それも言ってしまえば「普天間基地」に仕事や経済価値を求めて寄ってきた人たちが住み着いたというのが正解なのだが、それらを無視して普天間基地は危険だというのは正直なところ「移り住んだ人は危険を承知で住んでいる」とさえ考えてしまうこともある。
辺野古に移転すれば、基地関連で生きていた人は当然ながら移転先に移るはずで、そこに移り住んで「危険な基地だ」というマッチポンプをはじめるのだろうか?と今から気にかけている。
私は日本の今いる左翼の大多数(パヨク含む)を無知であり、もっと言えば他国への利益誘導をしているとさえ感じるわけで、こういう信じられないことをやってくるであろうと考えている。
私でさえ世界から戦争がなくなり、武器など無用のものになってくれればという思いはあるが、残念ながらそれをさせてくれないのは、日本の外にその理由がある。
日本がChina傘下に入るなどまっぴらごめんであるし、本来であれば米国軍が日本にいることさえ嫌っていることだ。
だが、残念なことに日本は自分たちでその国防を含めた軍備に制約をかけているために、他国と一対一で立ち向かうことができないのが現実であり、米国との同盟関係が極めて重要な役割を残念ながら果たしているといえる。
もし米国と軍事的にも対等でありたいと願うのであれば、日本は核を含めた軍備の議論をして、その整備をする必要がある。
その一歩として空母の導入は賛成できるものであるが、その利用は日本の周辺に限ることを法律に明記すべきだと考えている。
侵略戦争などもってのほかであり、対China、対DPRKとして日本海側と太平洋側の近海のみの利用にとどめるべきだと思うが、対Chinaにはたいへんに有効な抑止力になりうる。
宮古島海域に空母を展開することで、Chinaへの警告になる(ただし深く侵入された場合には他国と同様攻撃する覚悟が必要)ため間違いなくその周辺海域が重要なこととなる。
これが残念ながら現実社会なのである。