これだけは圧倒的に欧米よりも下だと感じる。
記者会見がそもそも10時間超って何事?と思うのは、つまり記者のレベルが低いから得たい回答(自分の思想に合った回答ではなく)を引き出すレベルに、ほとんどの記者が到達していないからこそ起こったのだろうと。
切れ切れに少しずつ見たのは(不愉快だから終わったかな?と何回かチャンネルを合わせました)、どこの記者か知りませんが自分の喋りたいことをさんざん喋ったあと「しっかりしろ!」と怒鳴るなんて、そりゃもうレベルの低さを徹底的に表してくれています。
東京新聞の望月氏に至っては、SNSでさんざん邪魔だと書かれていたようですが、彼女の質問は「いつも」質問ではなくて自分の考えを出して「こうだろ」ってやるだけですし、相手の話の途中にしょっちゅう割り込むという悪いお手本ですから、あれを良いと言ってしまうような評論家や思想家は終わっているとさえ思います。
なにが「ピリッとしまった」だ(笑)
今回の会見で、どこのメディアの記者がよかったのかとググってみましたが、圧倒的に「通販新聞」さんがよかったとなっています。
それは質問の内容ではなく、「一応、手を挙げて当たった人が質問するルールになっているので、それは守ってください。静かにしてくださいマジで」という発言に対してのことです。
当たり前のことなんですが、フリーランスの記者が「しっかりしろ!」と怒鳴った後の発言のようで、こういうのを見るとフリーランスの記者も記者会見場に入れろとか言う意見がありますが、私はこのレベルであれば不要だと感じます。
ネットメディアも変わらないんだろうなと思うわけですが、記者クラブはいらないにせよ、大手メディアと実績を認められたフリーランス、ネットメディアの記者だけが会見場に入ることができるようにした方がいいでしょう。
本当にレベルが低すぎますもの。
オールドメディア、大手メディアの記者でさえレベルが低いからこそ10時間もの会見になってしまったわけで、あの記者会見をみて「真摯に対応したフジテレビの方がまし」とか「メディアリンチ、スクラムにあってかわいそう」とか思う人が出なければいいやと感じます。
なぜならフジテレビはそのメディアリンチ、スクラムに参加していますし、大谷翔平選手のプライバシーの部分に踏み込んで謝罪さえきちんとできないような会社なのです。
こうした記者に望むのは「インテリジェンス」に他なりませんね。
賢さ、スマートさ、それが全く昨日の会見には感じられなかったわけです。
こうしてみると、石丸伸二氏(私は好きではありませんが)の記者会見でネットメディアやフリーランスの大多数を排除したのは、結果的に正しいのだと感じました。
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欧米から「日本の会見は開かれていない」と言われますが、欧米の方々に申し上げたいのは、残念ながら日本のメディアにはインテリジェンスが欠けているとしか言えないので、少しでもまともな人たちのみで会見をしたいので、記者クラブが残っていますと恥をさらしながら言っていくしかありませんね。