君は生き残ることができるか(永井さん風)

そろそろ私の年代もキャリアエンドが見えてきているわけですが、人生100年時代と言われてきていて、残りが30年以上なんて人もでてくるわけです。

しかしながら65歳くらいにはその人の仕事についてのキャリアの最終というのが見えてくるわけで、そう考えると自分にとってはあと10年ほどしかないということになります。

と言ってみても、23歳になる年齢で社会人としてサラリーマンになり、そこから考えれば43年程度となるわけですから、100歳では半分以下、80歳でようやく半分程度やったということになります。

現在の健康年齢で考えてみると80歳ですから、その数字で見てみましょう。

65歳で仕事に区切りをつけ定年を受け入れたとしましょう。

80歳までの残りは15年ということになります。

それまでただ遊んで暮らせる人というのはかなり少なくなってきていると思います。

私たちの親の世代であれば年金であったり、貯蓄などの切り崩しで働かずに食べている人を見ますが、私たちの年代ではそこまでの生活ができる人はごくごく一握りに過ぎないでしょう。

その理由の一つとしては年金額の低額化ということになりますが、社会人人生の1/4しか厚生年金に入っていない私などは、国民年金にちょっとだけ足される程度ですから、それだけで食べていくのはそうとうきついことになります。

ではどうするのかといえば、拙宅では貯蓄だけではなく投資というところにも手を伸ばしています。

しかし、そこで死ぬまでのお金を得たとしても、実は私は働くのだろう・・・それは今のように懸命に結果を残すための仕事ではなく、人生の集大成としてのライフワークを行うのだろうと考えています。

具体的にはサッカースクールやクラブ運営などですし、お金にはあまりならなくとも東京都や区のレフェリーインストラクターの微々たる収入もあります。

まあ、インストラクターは有償ボランティアでしかありませんが、趣味でお金をもらえることほどいいことはありませんから、それはそれでよしとしましょう。

・・・と、少し話題がそれましたが、私たちの世代が生き残っていくためには、年金だけではなく(年金も支給年齢が上がるでしょうし)、必ずそれ以外にお金を得られる手段を用意しておく必要があります。

先日、転職についてのご説明をうけた企業がありましたが、そちらは401kにも対応されているようで、今私のやっているものを引き継ぐことも当然できますと言っていただきました。

こういうところでも知っている人と知らない人では差が出てきます。

生き残るために、何が有用であるのかを判断し、自分や家族が永らえるための準備をきちんとしておかなくてはならないでしょう。