貧乏からの脱出

私も決して裕福ではない家庭で育ちましたが、両親は必死で私達兄弟に困った部分を見せないようにしました。

実際は実家から援助してもらったりもあったそうですが、それは私が親になってから知った話です。

我が家では弟は真面目で努力家でしたので、国立大学から日本を代表する企業へ就職し、両親の自慢となりました。

親に反抗しスピンアウトした私は、好きに生きてきましたが、今ではコンサル業界の端っこですが、なんとか生きていられます…というか、一般から見れば良い方なのでしょう。

兄弟がなんとか世間様より良い環境にあるのは、教育のおかげだったと思っています。

その教育は公教育であり、私学などのお金をかけたものとは違います。

つまりは勉強さえきちんとすれば、金持ちじゃなくてもチャンスができる、そんな公教育に戻せばいいだけのことです。

私学は私達が望んでも金がないため、門前払いとなってやむないのですから、公立こそそれに対抗しうる教育機関として成り立たせるべきです。

勉強をして結果を残すことは、一番と言っていいほど簡単で、国民に平等な権利となります。

だからこそ私は大学を1/3まで減らすべきだと言っていますが、それは学士として必要な大学なのか?ということがあるからで、だったら専門学校で専門性の高い学問を受けた方がいいという考えからです。

貧乏から脱出をしたければ、簡単なのは勉強をして結果を残すことです。

それは証明されている例が山のようにあります。

そのためには公立教育の充実が不可欠です。