#TFM #スカイロケットカンパニー #本部長へ
私の好きなラジオ番組にTFMのスカイロケットカンパニーという夕方の番組があります。
マンボウやしろさんを本部長とし、秘書に浜崎美保さんの語りは、特に若者への語りは良いものがあると思っている。
しかし、たまに本部長の言葉に空回りを感じてならない時があり、一昨日がそうだった。
「香港の若者がこれだけ動いている」「日本の若者はこれだけのパワーを持つことができるのか」というニュアンスのことを言っていた。
本部長・・・香港と日本を比較するのは全く無意味だと思う。
香港は発言の自由、行動の自由が制限される可能性がひたすら高くなっていく可能性が増しているんだよ。
ただでさえ英国からChinaに統治が変わり、一国二制度などというきれいごとを言っていても、香港の隣に武装警察を置いて鎮圧の準備をしているんだよ。
日本ではそうしたデモをやったとしても警察は彼らを守るんだよ。
彼らの自由を保障するために警察がいるんだよ。
しかし、香港ではそうではなく自由主義社会を当面保証されたはずだというのに、すでに発言の自由が危うくなり、行政長官はChinaの言いなりでしかないんだよ。
それと今の日本と比較してどうするんだい?
◇
日本の若者にもパワーはあると思っている。
だが、香港と違う方向でパワーを使うことができることを幸せだと思った方がいい。
香港はその自由を守るために戦わなければならず、また自分のためだけに活動するわけではない。
日本の若者は公的な活動も可能だが、それよりもまず自分のことを考えて活動できる。
それが根本的に異なること。
だから本部長が好きだからこそ、昨日のような全く違うものを土俵にあげて、どっちが力があるなんて比較をしてほしくないんだ。
今の日本は自由闊達に議論できるというのに、制限されているなんてアホなことはない。
左右真ん中どこからどのような意見を言ってもいいんだ。
ただし、その意見への責任は自分にあるんだということを知り、発信をしなければならないということ。
自分の言葉の責任を、他人に取らせちゃいけないんだと思う。
特に発信者だと自覚しているようなマスコミの人だったり、中の人は確実にそれを実行しなくてはならない。
会社のせいにしてみたり、会社のある特定の部署のせいにしてみたり、そういうのじゃダメなんだよ。
私は若い世代に希望を見出しているからこそ、若い人の活動を見ていきたいと思っている。
ただし、違うと思ったものは違うと言わせていただく。
しかし、それは自分が正しいと思っていることだからこそ発信するのだが、自分だけが正しいなんて思って言っていない。
他方の意見が正しいと思えば、私はその意見に乗る。
そういうことです。
頼む、本部長。
私をリスナーでいさせてほしい。