原子力発電所の現在

私は過去のブログにおいても、原子力発電所を止め続けていることは経済的損失につながると言っています。

それは今も変わらない考えでいますし、2012年に40年を過ぎていたものが3つであったものが、2019年5月現在では14期もの40年を超えた発電所がありました。

これは順次廃炉にする必要があると思いますが、それ以外で特に耐用年数が多いものは稼働していくべきだと考えます。

過去の自分のブログより表を引用し、変更を加えていきます。

【参考資料】日本の「原子力発電所(原子核反応炉)」※定格出力単位(万kw/h)

発電所名 機号 運転開始 40年後 定格出力 備考
1号機 1989年 2028年 57.9  
2号機 1991年 2030年 57.9  
3号機 2009年 2048年 91.2  
東通(東北電) 1号機 2005年 2044年 110.0 計画中1、東京電力建設中1、計画中1
女川 1号機 1984年 2023年 52.4  
2号機 1995年 2034年 82.5  
3号機 2002年 2041年 82.5  
福島第一 5号機 1978年 2017年 78.4 1-4号機は使用不可能
6号機 1979年 2018年 110.0  
福島第二 1号機 1982年 2021年 110.0  
2号機 1984年 2023年 110.0  
3号機 1985年 2024年 110.0  
4号機 1987年 2026年 110.0  
東海第二 1号機 1978年 2017年 329.3  
柏崎刈羽 1号機 1985年 2024年 110.0  
2号機 1990年 2029年 110.0  
3号機 1993年 2032年 110.0  
4号機 1994年 2033年 110.0  
5号機 1990年 2029年 110.0  
6号機 1996年 2035年 135.6  
7号機 1997年 2036年 135.6  
浜岡 3号機 1987年 2026年 110.0 1-2は廃炉手続き中
4号機 1993年 2032年 113.7  
5号機 2005年 2034年 138.0 6号機計画中
志賀 1号機 1993年 2032年 54.0  
2号機 2006年 2035年 135.8  
敦賀 1号機 1970年 2009年 34.0 計画中2
2号機 1987年 2026年 116.0  
美浜 1号機 1970年 2009年 34.0  
2号機 1972年 2011年 50.0  
3号機 1976年 2015年 82.6  
大飯 1号機 1979年 2018年 117.5  
2号機 1979年 2018年 117.5  
3号機 1991年 2030年 118.0  
4号機 1993年 2032年 118.0  
高浜 1号機 1974年 2013年 82.6  
2号機 1975年 2014年 82.6  
3号機 1985年 2024年 87.0  
4号機 1985年 2024年 87.0  
島根 1号機 1974年 2013年 46.0  
2号機 1989年 2028年 82.0  
3号機 2012年 2051年 137.3 3月から稼動予定
伊方 1号機 1977年 2016年 56.6  
2号機 1981年 2020年 56.6  
3号機 1994年 2033年 89.0  
玄海 1号機 1975年 2014年 55.9  
2号機 1981年 2020年 55.9  
3号機 1994年 2033年 118.0  
4号機 1997年 2036年 118.0  
川内 1号機 1984年 2023年 89.0  
2号機 1985年 2024年 89.0 建設中1
もんじゅ 1995年 27.0  

福島第一5,6号機ともに、もんじゅも廃炉が決定しています。

赤文字の年で表したものが40年を経過した原子炉ですので、これらは廃炉にすべきだと考えます。

性多様性に対する自分の考え

とまあ、大上段に構えてみましたが、そんな大仰なことではありません。

LGBTなんて四文字が世の中に跋扈し始めたのですが、私はその多様性に対して全く否定することはありません。

ただし、世の中のLGBT運動がどうもひん曲がってきたなあと感じるのと、Tの部分がゆがんできたなあと感じるので、そこのあたりを自分の考えとして明確にしておこうと思います。

また反対をしている者としては「同性婚」なのですが、それについても書いてみます。

LGBT

L=レズビアン・・・①
G=ゲイ・・・②
B=バイセクシャル・・・③
T=トランスジェンダー・・・④

①と②については、愛情の対象が同性であるということだという理解です。(性的指向が同性)
これについては全く議論をする気はありませんし、私はそうではないというだけで差別する気もさらさらありません。

③については完全に「性的趣向」であり、異性だけではなく同性もお相手できるというもので、LGとは異なります。

④についてはもうややこしくなってきたのですが、そもそもはGID(性同一性障害)を指していたと思っていたのですが、いつの間にやら性自認が男性、女性、それ以外というややこしい判定基準になっていました。

で、SOGIなんて言葉も現れてきたのですが、そちらはまだまだメジャーではありません。

そして、これが厄介なもので、自称MtFのレズビアンとか現れてきていてさらに「手術はしたくない」とかいう人がいるので、全く理解ができない状態に陥ることがあります。

だって、心が女性だとしても体は男性で、その人が女性が性愛の対象だって言っていて、体の性を女性にしないってなにかおかしいような気がしてなりません。

もし万が一MtFが嘘だった時って、ただの変態の男性ってことになりませんか?と思うわけですよ。

Twitterでは「〇んこ」論争が起きるわけですが、よく言われるのはMtF(体が男性で心が女性)で心と体を合わせていない場合、女性風呂に入る条件とはどうだ?なんてことになった時に、男性器「〇んこ」の有無は関係があるじゃないか!なんて論争になるのです。

当たり前ですよね、女性風呂にどんな条件であれ男性器をぶら下げた人がいきなり入ってきたら、女性は困惑しますよね。

なんでSOGI論争には疲れることもあるのですが、少なくとも私の仲間にいるGIDの方々はそれぞれ心と肉体を合わせている方が大多数(まだいるかしら?)を占めたため、私はGIDとしての治療の一つに心の性と身体の性を合わせる手術をすることというのは賛成しますし、これらをきちんと日本の健康保険の中でできる仕組みなどは必要だと思っています。

レズビアンやゲイのなにがいけないんでしょうか?

動物界においても一定数の同性愛があるという研究もありますし、性的指向が同性であり、相手も同じ性的指向であればなんら問題はないものだと思っています。

これを異性愛者がどう思おうがこれまたどうぞとは思うのですが、差別をするというのは違うことだと感じます。

たとえば同性愛者だから入社させないとか免職にするとか、仕事にあてはめるようなことがあってはならないでしょう。

だって、同性愛者だから仕事に支障があるとか、なにか会社に迷惑をかけるようなことなどあり得ないじゃないですか。

まして同性愛を取り締まることなどできようはずもありません。

キリスト教やムスリムは教えの中で禁じているようですので、海外でLGが差別されるのはこれが理由だということです。

しかしながら仏教や神道でこれらを禁じたものというのはない感じがしていますし、仏教は女性に溺れるなと言っておいて、男性小児性愛(これはこれで現代では問題ありだが)に走るなんて高僧もいたわけですし、戦国の世においては殿様が部下の男性とできちゃったなんてのも茶飯事だったようです。

でも、奥方もいたわけですから所謂バイセクシャルにあたるのかもしれませんが、もしかしたら性的指向は違っていた方もいたかもしれませんね。

唯一、私がLGの方々に対して反対と考えているのは「婚姻」のみです。

「同性婚をしたからといって誰に迷惑がかかるの?」という話があるのはわかっています。

しかしそれにおいても「ならぬものはならぬ」ことというのがあると思っています。

そもそも婚姻の考え方は「子供を産み育てる」ことを前提として作られているもので、それがどっかの誰かが口走った「生産性がない」とかいう発言になったんじゃないかとか思っています。

どこまでなにをしたって同性間では異性間とは同じことができないわけであり、私はそのために同性婚を反対しています。

性的指向が同性であることについてはなんの問題もないと思っていても、婚姻のそもそもの主たる目的がなんであるかを考えるに、どこまでもその解釈を広げていくことには異を唱えます。

しかし、その議論を止めることは考えていません。

もし、私のような考えのものが崩れるような決定的な意見が出てきたとしたなら、もしかしたら認める日が来るかもしれませんが、少なくとも現在のLGBT活動家の発言に於いては賛成など絶対にしません。

さらに言わせていただけるなら、LGとB、Tは分けるべきです。

LGは性的指向、TはGIDやらSOGIやらあると言いますが、その部分を議論すべき。

で、Bはただの性的趣向。
※個人的には隙にすればってだけ、過去に付き合った方の中にもバイセクシャルはいましたし

これを分けねば話がややこしくなるだけですし、わざわざトランスジェンダーにターゲットを絞ったはずなのに、いつの間にか同性婚の話にすり替わったりする報道や発表会なんてのを見ますので、それらは分けるべきでしょう。

私は仲間にLGもBもTもいます。

そして彼らをリスペクトしています。

仲間であったり、友人であったりするのがその証拠です。

差別もまったくしていませんし、区別は性的指向の部分で分けることはありますが、それ以外は全くありません。

なぜ区別をするかといえば、私はゲイでもなく、バイセクシャルでもないため男性を性的対象とみることがないからです。

ですから仲間のゲイやバイセクシャルには「私を性愛の対象にするな!(笑)」と言っていますが、それでも飲んでいる席で「一度こちらにいらっしゃいよ(笑)」という強者もいますが、当然ながら無理強いをされていないから今日に至っています。

唯一、ゲイの方で私が好きになりすぎて性愛の対象としてしか見られないため去っていった方はいますが・・・

HONDAはスポーツの精神を忘れたのか?

2019年のF1初戦のアデレードで、HONDAエンジンを搭載するASTON MARTIN RedBull HONDA Racingは表彰台三位に立った。

これはたいへんうれしいニュースだったのだが、実は昨年いろいろと知ることがあり、HONDAのモータースポーツ部門だけではなく、エンジニアリングそのものに少し懐疑的になっている部分がある。

今のHONDAには1999年から2009年まで製造されていたS2000のような尖った車は作れなくなっているのではないかと感じるのです。

それはHONDAのエンジニアだった方が、HONDAに見切りをつけて他の会社に移られたりしている現状を見るに、心配になっているのです。

「必要な技術は買えばいい」というのは、ある意味製造業では正しい部分でもありますが、自社の独自技術が重要であるというのは製造業においては他社に対して確実な「売り」を持っているのですから、たいへんに重要な話となってきます。

1980年代後半から1990年代のF1シーンにおいては、HONDAは社内から選りすぐったエンジニアをHRDに投入していた。

しかし、昨年F1のエンジニアを外部から募集していたのである。

これには愕然としたというかがっかりしたといった方がいいだろう。

本田宗一郎という日本でも屈指のエンジニアが社長をつとめていたHONDAという会社が、まさか他からエンジニアを募集するなど考えられるはずもなかった。

HONDAはHONDAであるという独自性を発揮するのがHONDAという二輪と四輪、そして今は確実に尖った航空機を開発、製造、販売をするのがHONDAだったはずだ。

しかし、外に人材を求めるということはHONDAがHONDAではなくなったと言ってもいいとさえ思っているほどだ。
(二輪に乗っていたころは日本ホンダ党と名乗っていたほどの大ファンなんで・・・)

ジェットエンジンでさえ、他社に協力を得たことで少し残念になっているというのに、F1に外部人材などあり得ないと思ったのだ。

もし、HONDAにスポーツの精神がなくなったとしたら、それはTOYOTAと大差がないということになる。

私がTOYOTAをモータースポーツで評価していないのは、スパイ事件、日本グランプリ強奪、日本グランプリ放棄、リストリクター事件などなどモータースポーツに対して不敬であるからこそである。

もしHONDAが今後F1鈴鹿開催をやめるなどがあったとしたなら、そこに私の愛するHONDAはなくなったのだと思うであろう。

だからこそHONDAに期待するのは「内部人材をもっと育てる」という部分である。

エンジニアに絶望され、他の会社にいってエンジニアを続けるような、そういう若者を出さないでほしい。

走る実験室に若手をつぎ込み、そこからHONDAを作り上げていってほしい。

なんか散文であるが、私はHONDAがHONDAでなくなることを望まないからこそHONDAに懇願しているのである。

我が愛するHONDAが永遠に続くことを願う。

統一地方選挙前半の議席数について

 統一地方選の41道府県議選は8日未明、2277の全議席が確定した。自民党が安定した戦いぶりで1158議席を獲得し、過半数に達した。改選前の1280議席には届かなかったものの、前回2015年の獲得議席を上回った。旧民進党を源流とする立憲民主、国民民主両党では、立民が改選前議席から30以上伸ばした。国民は低迷し、改選前の142から大幅に減らした。公明党は目標通り全員当選を果たした。

 非改選の6都県を含め全都道府県議会に議席があった共産党は、愛知で議席を失った。改選前より減らした。大阪府議選では、政治団体「大阪維新の会」が50議席超で、最大勢力を維持した。

この記事の書き方では、自民党が大敗して立憲民主党と維新の党が勝ったようにみえるのだが本当だろうかってことで数えてみた。

          

政党名 2015年 2019年
自由民主党 1,153 1,158 +5
公明党 169 166 -3
維新の党 28 67 +39
次世代の党 0 0 0
大きな壁
民主党(民進党) 264 (201) -63
立憲民主党 118
国民民主党 83
日本共産党 111 99 -12
社会民主党 31 22 -9
生活の党と山本太郎となかまたち 0 0 0
その他
諸派 65 28 -37
無所属 463 536 +73

まず、自民党は2015年から比較して議席を伸ばしている。

そして最大の嘘はまるで民進党時代から議席を伸ばしたかのような書き方であるが、実際はなんと63議席も減らしているのだ。

ただしそれを安心してはいけないのが「無所属」が73議席増えているということ。

元民主党or元民進党というのがどれだけいるのか、ここは精査をしなければ到底安心することはできない。

維新以外の野党は惨敗という様相を呈しており、立憲民主党でさえ公明党に議席数で負けている状況。

3%の支持率というのが本当かどうかというのが気になっていたが、3%は大げさとしても本当の人気はそれほどなく、無党派層はばらけた印象と言ったところなのだろうか。

塚田国土交通副大臣は辞めて当然、発言が軽すぎる

発言自体は切り取ったそこだけかもしれません。

だがね、発言が軽いよ、軽すぎる。

「忖度」という言葉が昨年流行語にまでなっている状況で、官邸に対して忖度するなんて言い方をしたら、そりゃ叩かれるのは当たり前。

まあ、この録音されたものが自身のプライベートな集まりだとでも思っていたのなら誤りであって、国会議員であれば絶対的なプライベート以外はすべての発言について問われるものと覚悟した方がいい。

そして、それに確実な反論ができるのであれば構わないが、突っぱねても今の劣化したがなってごねるしかない野党に、それが通じるはずもなく、また朝日新聞だの毎日新聞だのといったパヨク界隈御用達のメディアは当然ながら叩くに決まっている。

自由民主党の国会議員ならなにがなんでも徹底的にね。

同じ軽率発言と言われる麻生大臣は敵も多いがそれ以上に見方が多く、また裏付けを以て発言をしているのだから、悪意から逃れるすべをわかってやっている・・・のかな?(笑)

少なくとも、塚田大臣のように逃げられる発言内容が直前直後になかったのだろうし、そもそもまだ立憲民主党が「モリカケ」と騒いでいる内容に出てきたよりによって忖度なんてのを使うからどうしようもない。

一兵卒からやりなおしてこい。