高付加価値の製造業以外もう生き残れないのだろう

日本の液晶大手であるJDIがとうとう台湾メーカ・Chinaファンドの傘下になることとなった。

その昔は液晶と言えば日本企業が元気であったが、生産移管や技術協力によってChina、台湾、韓国などの製造コスト(ここでいえば人件費)が安い国に取って代わられ、とうとうパネル生産が行き詰ってしまったということ。

実際日本の製造業のコストは日本人からしてみては高くはないのかもしれないが、海外から見れば十分に高い。

そう考えると高付加価値の製造業しか生き残るすべはないのだが、日本企業はそこを考えるのが下手すぎであり、過去の成功例しか信じてこなかったからこその失敗なのだと感じている。

もう「安くて良い製品」を作っても日本は生き残ることはできないのだから、「高くて良い製品だからこそ他が欲しがる」そういう製品に切り替えなければならない。

経済音痴の経済学者や門外漢の弁護士やら学者が日本の国力が落ちたとかなんとか言っているが、日本は少なくとも円で推移しており今はその遺産で生き延びることができる。

ただし、今後それだけでは食いつぶすだけなので、16%程度の輸出をどう変えていくのか、どう高付加価値へと変えていくのかというのが課題となるであろう。

それができなければ日本は国際的に存在が薄れてしまうのは当たり前。

でもそれがなんだ?って気もするんですがね。

どうやって成熟国家をならして行くのかというのが課題なわけで、若者に希望を持ってもらえるような環境を作るには、キャリアエンドに近くなっている私たちが頑張らねばならないのだと思っています。

転勤に関して思ふこと(就業・昇進に影響するよね)

先日、ニュースだったと思うのだが、転勤を断る云々なるものが流れてきた。

別に転勤を断るのは個人の自由だと思う。

だが、転勤を断ったことで昇進ができなかったなど、悪いけれど普通のことだと思う。

理由としては、そういう人から見たら「転勤はしたくないもの」=「嫌なもの」だということだ。

だとしたら、その「嫌なもの」を企業の中の人として受け入れた人は、その嫌なものを受けたのだから昇進などに有利に働いてもよいのではないか?とさえ感じる。

そもそも転勤が嫌だというのであれば、最初から転勤がない企業か、転勤はしたくないので絶対に今いるところに残してほしいときちんと文書にしておくことをおすすめする。

まあ文書にしてくれる企業があればですがね(苦笑)

私は転勤族の父の下に生まれたため(&公務員として二度の転職)小中学校は転校をしています。

私はそれが嫌だったので、東京に出てきて転勤のない企業(文書は無理でしたが本社所属でしたし口約束はしていただきました)を選びましたし、次の職場も同じように転勤のないところを選んだのです。

その後はフリーランス、起業をしても当然ながら場所の移動をすることはありませんでした。

おかげで子供たちは離婚後も含め、同じ地域で生まれ育ちました。

それはそれで色々とあったようですが、私が思っていた転勤についていかざるを得ない子供にはしないようにしました。

それが是か非かは別ですが。

もちろん私の仕事も地方に行くことはあります。

大阪だったり山梨だったり、名古屋、広島、静岡など、今の家から通うことのできない範囲の場合は、当然ながらホテル暮らしなどをしなければなりません。

ですが生活の拠点は変えませんので、東京から移ることはありません。

しかし、事実上月曜日から金曜日までは少なくとも仕事場のある場所にいなければならないため、子供がいたとしたら悩んでいたでしょうし、当時のようにPTAで活動をするなんてのは制限されていたのではないでしょうか。

ただ、ラッキーなのか過去に大阪が決まりかけた時にプロジェクトが潰れて、あと一日遅かったらマンスリーマンションを借りていてもしかしたらそのまま仕事に突入したなんて寸前のこともありましたので、今後もまだまだわかりません。

ですが、そのおかげで仕事をきちんと受けることができているわけですし、収入もそれなりに得られるわけです。

そういう覚悟をもって仕事をしているわけですが、そこには今までの裏付けがあるからこそある程度の我儘が許されているわけです。

ここ最近は長期案件に入っているため、仕事を探すことは稀なのですが、仕事を探す際には東京都23区内またはその近隣地域ということで探しているのです。

それでもなんとかかんとか仕事を請けることができているのは、私を選んでくれているお客様がいるからに他なりません。

還って、サラリーマンとして転勤や出向を拒む場合、それは自身にとって有利であり、企業にとっての不利なのですから、企業にとって有利な人材こそ給与や昇進に有利に働くのは当たり前のことです。

それは事情があったとしても同様のことです。

人生においてアンラッキーは起こりうることで(私なんかさんざん起きています(苦笑))それを受け入れなければ結果として先に進むことは困難になる場合が往々にしてあります。

それを理解できない人は、私から見れば我儘にしか見えず、自身のぼやきしかでてこないと感じるわけです。

どこで人生やキャリアを割り切るかということでもあり、もし昇進や給与に反映させたいというのでしたら、それは企業にとって有利なことをする人以上の努力をして、自身の必要性を企業に思い知らせればいいだけのことです。

それほど難しいことではないと思いますが?とね。

ソニーモバイルコミュニケーションズとドコモは早急にXPERIAのOSアップデート不具合を公開すべし

#なめてんのかドコモ
#なめてんのかソニーモバイルコミュニケーションズ
#docomo
#SonyMobileCommunications

ソニーモバイルコミュニケーションズ製 XPERIA XZ Premiam SO-04Jを使用していますが、以下の経緯で利用ができなくなりました。

1.2/27のソフトウエアアップデート(私に言わせればAndroid OSのアップデート)版をSO-04Jにインストール

2.3/18 17時頃、Bluetooth接続がおかしくなったためSP-04Jを再起動

3.再起動後SIMの認証ができなくなり通話、モバイルデータ接続ができなくなる

4-1.ドコモショップ錦糸町店に3/18 18:30頃行き、Tさんが担当となる
4-2.Tさんが調査をしてウェブ等の情報にて「まれにSIMカードの認識がしなくなる」という文言を発見
4-3.Tさんと話をしてバグフィックス版のOSが出るのを待ち、SIM認証ができるようになったらそのまま使用すること、錦糸町店から通話用のスマートフォンを貸していただけることとなる
※Tさんには本当に感謝しています

5.3/28にあまりに対応が遅いと感じたため、ドコモにメールにて問い合わせ

6.ドコモより回答があり3/25 10時にバグフィックス版をアップロードしたので改めてソフトウエア更新を行ってほしいとの連絡

7.3/29 7時にPCにSO-04Jを接続してアップデートを試行、Wi-fi接続にて本体のアップデートを試行するもできず

8.3/29 10時頃に6のメールに返信する形でできない旨を連絡すると、結果としてドコモお客様センターの電話番号を連絡される

9.ドコモお客様センターと連絡し、解決策(アプリデータのクリア等)を行い、OSアップロードを試行するもできず

10.ドコモお客様相談センターに連絡をし、今回の対処につき確認
・OSアップデートの責任はドコモにある
・故障扱いで預かり修理をするためデータ、アプリ、設定はすべて消える
・モバイルSuicaなどの再発行手数料がかかる手数料はユーザー負担

今回の結論・・・ユーザーをなめてんのか?というもの。

たぶんドコモもauもソフトバンクも全く同じ回答だろうが、キャリアは客をなめてんのか?とね。

月3万円近くも25年間使ってきた客に対してこの回答しかできないわけですよ。

これが故障の原因が私にあるってなら当然ながら仕方がないなあと諦めます。

ですが、今回の原因は使えないOSを配布してユーザーにアップデートをさせた結果なわけです。

これをユーザーの責任というのであれば、メーカーやキャリアはOSやその他ソフトウエアが全く問題ない製品を出せよという話になる。

それを「申し訳ありませんが」という言葉がつこうがユーザーに金銭的な負担をかけるのは事実なわけで、本気で怒っています。

ちなみに、SO-04Jを頭にきていますが初期化したところ、SIMの認証がされたのを確認しましたので、本体の故障ではなくあくまでもOSのバグでしかないと考えられます。

今までの問い合わせ、移動時間の無駄、そしてこれからスマートフォンを元の状態にするための労力、そして再発行手続きなどを行うための費用について、損害賠償請求をすることも本気で考えています。

私は育休も働き方改革もなかったかな?

世の中働き方改革だ、男性の育休だのなんだのとやかましいくらいだ。

取りたい方は取ればいいと思うし、働き方改革というのであれば、本来は仕事の効率までを含まなければならないのに、とりあずえず仕事の時間となっているのが非常に残念だと思っている。

まあ、働き方改革でまた平均給与は下がるんだろうなあと思うわけで、そこに何の工夫があるのだろうと思ってしまう。

私が育児に携わっていた頃、つまりは上の子が生まれた五か月後に会社を立ち上げた。

三年間フリーとして活動をしていたわけだが、当時派遣社員としてお世話になっていた会社の取締役から、会社を作って本格的にお付き合いいただけないかというお話をいただいたため、会社を設立することになった。

しかしながら、そのお世話になっていた会社の方向性が変わり、私とのお付き合いが終わるところから忙しい時間が始まりました。

派遣社員の延長の頃は定時に帰って、子供を風呂に入れ、寝かしつけ、奥さんができないことをやり・・・なんてことができていました。

ところが会社をやりはじめると、まずは時間が滅茶苦茶になり、ソフトウエアの内製化なんてのをやっていたものですから、子供との時間を取るために、フルフレックスで働いたのです。

朝は比較的ゆっくり起きて子供と食事をし、10時に仕事へ行き16時には一度家に戻り、子供をお風呂に入れ、ご飯を一緒にし・・・あ、昼の時間にも家に戻って子供と一緒に食事をしていましたね・・・寝かしつけてからまた仕事に行く、そんな毎日でした。

その時の会社がフルフレックスになったのは、実は私の子育ての都合からだったのですが、当時のスタッフにとってはそれが都合の良い者であったようで、かなり仕事がはかどったというのは副産物でした。

育休を取るという選択肢は、経営者にはありませんでした。

創業間もないころでしたし、弊社から業務委託でスタッフが外部に行っていましたので、その管理作業などもあったわけです。

そのため、自分が仕事を休むと社業に影響を及ぼすということがあったため、休むという選択肢がなかったのです。

もちろん長期の休暇は取りました。

最大で二週間程度でしたが、北海道に帰ったり、他のところに旅行に行ったりと、家族と一緒にいる時間を多くとるために、いろいろな工夫をしてスタッフにお願いをし、それで出かけていたわけです。

携帯電話の通話料も安くなってきたころでしたので、すぐに連絡が付く(やっかいなものですがね)とのことで、スタッフからOKがでたということもありました。

海外ローミングも使いました(苦笑)

男性の育休については否定的ではありません。

ただし権利と大声でやる必要もないのかな?と感じるのは、ただ普通になればいいと思うからです。

子供との大切な数年間のうちのたかだか数か月を、仕事を休んで一緒にいるというのは一つ有意義なことでもあると思います。

長年PTAなどで役員として参画させていただいた経験から言えば、本当に子供と接しないまたは接し方をしらない父親が多いように感じます。

だからこそ子供を知るためにも、自分が子育てに参加するためにも、育休を有効に使うというのは大切な経験につながると思うのです。

まして、育休期間の給与は会社から出るわけではありませんから、会社に迷惑をかけるなどと思う必要はありません。

子供をしっかりと見ることのできる環境を作ることこそ、日本企業にはやるべきことだと考えます。

そして働き方改革。

労働者の働く時間を結果として短くしたり、有休を取るようにしたりとやりやすくはなるでしょう。

しかし、はっきり書きますが間違いなく平均給与は落ちます。

最初にも書きましたが、生産性の議論がなされていないからです。

同一労働同一賃金も全く同じ理由で、生産性の議論がされていないから意味がない者になっているわけです。

そしてこれらに全く欠けているのは「上昇指向で働きたい人、稼ぎたい人の意見が無視されている」ということです。

また、大企業以外には全く意味のない制度だということでもあります。

さらに言えば大企業でもマネージャー職には影響が少ないわけで、マネージャーは時間が過ぎれば自動的に「休め」と言われるわけですが、結果として自宅でメールでの対処なんてのをずっと続けざるを得ないわけです。

私が問題視しているのはまさにそこなのですが「そもそも一人月を越える予定で線を引く」からこそ問題になるのです。

一人月とは何かを会社として定義し、それが適切であるのかは内部、外部で行いながら、そこで単価や給与を定めていくだけです。

ところが特にコンサルティング会社や上場企業のマネージャー職、管理職などはその一人月に全く収まりそうもない仕事量になっているのです。

だからこそそれらの給与はやたら高く見えるのかもしれませんが、命を削って稼いでいるわけで、時給換算すると大して高くはないというのが身をもってわかっていたりします。

まあ、幸いなことにフリーで生きていると、企業から見たコスト以上の働きをすればいいので、無茶な働き方をする必要はありませんし、フリーの場合は身一つですので、倒れるわけにはいきませんから必然的に仕事量はセーブするわけです。

ここで一つ重要なのは「生産性」というところに尽きます。

フリーの人材は生産性が高くなければ採用する企業にとっては全くメリットがないものになります。

まして私のやっているコンサルティングなるものは100%の付加価値なのですから、企業側がメリットを感じなければ即座に終了となるわけです。

ですが、本当の意味での自分の立ち位置が時間やお金ではっきりしますし、評価されなければ淘汰されるというのもフリーランスという生き方だと思っていますので、私はそれがあっているのだと思います。

働き方改革は見た目だけ合わせてくるのだと理解しています。

その裏で忙しい派遣社員が出てきたり、給与が低くなったうえで複数人を担当させるなどん姑息な手段で企業は対処するでしょう。

しかしそれは全く意味をなさない数字であって、本来は生産性の議論と、社員教育に尽きるのだと感じています。

楽しい職場というのは理想かもしれませんが、やってやれないことはありません。

楽しい職場が生産性につながるのでしたら、試す価値はあると感じます。

事実として私は過去に自分の会社であったり、サラリーマン時代の会社で実現してきました。

ハラスメントと言うハラスメント

こちらはマナー講師が「コーヒーを出すのはハラスメントじゃありませんよ」と書いているのだが、まあブログ側は実にくだらない。

カフェインに耐性がない人に出すのがハラスメントだと?

ふざけるなと言いたい。

来客に飲み物やお茶を出すことにただ文句を言っているだけのこと。

耐性がないのであれば、「申し訳ありませんが(こう言うのも嫌いなんだろう)コーヒーは体質で飲めないのでごめんなさい」と言って出てきたらお断りするとか、飲まないで放置とかすればいいだけのこと。

ちなみに私は甘いものが得意ではないため、勧められた場合に「申し訳ない、得意ではなくて・・・」とお断りすることもある。

それを「ハラスメント」だなんて一度たりとも思ったことはない。

しかしブログの主はハラスメントだと騒いでいるわけで、つまりは人間の関係性にただただ波風を立てるだけの人だということ。

実にくだらない。

何か自分に気に食わないことがあればハラスメントという風潮はいい加減やめていただきたい。

そして、人間として受け流すスキルを身に着けた方がいい。

本当の意味でのハラスメントとは、パワーであったりセクシャリティであったり、関係性の中で逃れられない圧力の中でのものであって、コーヒーを片手にあなたに飲ませているわけでもないのにハラスメントと騒ぐな。