デフレの雄であるユニクロであるが、とうとう値上げをしなきゃならなくなったらしい。
製造拠点をより安いところにしても、結局はその地の賃金上昇でまた移転、移転先で同じことを繰り返すわけで、結果としてその地に永くいようとかそういうことではなく、企業の利益のみを考えているからそうなる。
私たちに必要なのは、適正な品質に適正な価格の製品であり、それは消費者も賢くならなければならない。
安かろう悪かろうというのは終わったと勘違いしている人がいるが、製品がもしそこそこまともになったのであれば、それはどこかに悪いものを転嫁しているということ。
だから、ものの価値を下げる企業がある。
適正な価格で適正なものを買うことが、結果として経済循環の後に還ってくる。
収入が少ないというなら、支出が適正なものに出されているかもチェックするべきだ。
財布のひもを締めてばかり、安いものばかりをかっていれば、一向に生活は上向かない。