日本の国会はどうなっているのだ?

このところのニュースを見ていると、日本の国会議員の劣化が激しいとさえ感じる。

申し訳ないが、自由民主党、総理総裁である安倍晋三氏に至っても同様だと言える。

マスコミは切り取りをしているのを理解していながらも、あまりにひどい答弁に、失笑を禁じ得ないことさえある。

そしてこの人にはなにより「憲法改正」を期待していたというのに、六年経っても何も進んでいない状態に、今は呆れつつある。

麻生太郎氏は口の悪さは相変わらず、ただそろそろ時代が違うってことを理解しないと、いい加減ダメだと思う。

故中川昭一氏との盟友だけに、甘い目で見てきたのであるが、そろそろ堪忍袋の緒が切れる状態になりつつある。

しかし、それ以上にダメダメだと感じるのは、残念ながらほとんどの野党。

まだ桜を見る会をやっているの???

IRは政府とは関係のないところで、金儲けしようと思った阿呆が金に群がっただけのことであって、それよりもなによりも先にやるべきことがあるだろう!

一番はなんといっても今は「新型コロナウィルス対策」である。

チャーター機で武官から有償の邦人脱出をしたことに関しては、何ら問題ないと考える(有償の部分を含め)が、帰国後の対処が全くなっていない。

当面全員の隔離でしょう。

こういうことを書くと必ず「人権がー」とかいう人が出てくるが、その人がまず健康であるのか、そうではなくキャリアなのか、それともすでに発症しているのかでそれぞれ対処が異なる。

それは人権を有すればこそのことであって、罹患者は救命のためにも隔離したうえで最適な治療を受けることが必要、健康であったとしてもまだ潜伏期間であるかもしれぬため、当面の間は外界と接しないようにして、自身が感染拡大にかかわらないことこそ重要。

人権がーとかいっている人たちは、もし帰国した方が感染源になったらなんという?

「政府の対応がなっていない」なんて言わないか?

私は既に帰国された方々の一部が一時的にでも隔離されなかったことを、政府の対応がなっていないと考えている。

しかし、彼らを隔離する法的根拠がないことを考えれば、現状においてはやむを得ないことなのかもしれない。

だが、とっとと法整備をして2/7なんてぬるいことを言っていないで、早急に発布できるようにするべきではないかと思う。

武漢脱出のチャーター機の有償化には議論があってもいいと思う。

Facebookにても仲間とほんの少しだけコメントのやりとりをしたが、今回のChinaの情報隠蔽については悪質だと考えるし、その後の世界保健機構の対応の遅さ、特にChinaへの忖度に対しては、間違いなく国際的な政治力が働いたとしか思えない。

そんな国連風味な組織の言うことなんざ置いといて、まずは日本国民とそこに居住する外国籍の方々を守るためにどうするかを考えるのが最優先事項である。

それなのにまだ桜を見る会を優先するような野党議員などがいるわけだが、野党支持者こそ彼らを責めるべきであろう。

私は是々非々であるため、与野党関係なく「最優先にすべきことをしろ」としか考えない。

その意味において、時間があった時に憲法進めなかった安倍政権には期待外れと言わざるを得ない。