葛飾区における東京電力の鉄塔立替ネタ

知り合いの不動産屋さんから仕入れたネタです。

今年九月から鉄塔立替が葛飾区内で行われます。
当然ながらその鉄塔の周りで、用地借入作業がおこなわれているそうで、その交渉担当として、不動産屋さんが立つことがあるそうです。

鉄塔の周りの家は建て壊し、工事後にあらためて新築でお返しするというようなことだそうです。

どの新築業者を連れてくるかしりませんが、例えばハウスメーカーの場合はどうするのでしょうか。
一般の住宅より二~三割程度増すはずですが、東京電力はそうしたハウスメーカーの対処はしてくれるのでしょうか。

アパートなどの場合は、その賃料の相当分だそうですが、不動産屋さん曰く「今もし満杯に居住者がいたとしても、新築後にしばらくは入らないだろうし、それ以前に全部埋まるかわからない」ということで、当然ながら家賃保証をしてくれねばとても新築にするなどということはいえないとのことです。

そして工事のための駐車場を当然周辺で借りるということになるのですが、周りでまとめてあいている駐車場など当然ないわけで、どうするかといえば近所の駐車場を「工事の期間だけ貸して」とやってきたそうです。

そこにまたせこさが!!!
東京電力は工事期間の賃料しか保証しませんと言ってきているのです。
つまり今借りている人に一度どこかに出て行ってもらって、また工事が終わってから戻ってくる・・・なんて保証はどこにもないというのに「場所は貸せ。借りている分の家賃しか保証しない。その後賃貸されるかどうかなんかしったこっちゃない。」という言い分なわけです。

いったい何様なのでしょうか。

最初からそんな「要求」では、不動産屋さんも地主もお話にさえならないという状況で、話などできないという状況だそうです。

今年九月から工事をすると言っているのにもかかわらず、まだ周辺の駐車場や用地借入の件等の決着がついていないのはわかっています。

しかしそれでも自分たちのやり方だけを押し付けるやり方に、私は呆れを感じてしまいます。

たとえインフラだとしても、企業としての活動の上で必要な費用は負担すべきであり、自分たちの会社が最低の保証しかしないと最初から言うのはせこいとしかいいようがありません。

なんか利益が出たからボーナスを出しますなんて言うことをいっているようですが、だったらインフラ整備のために金を出し惜しみせずにきちんと処理した後、本当に利益があってこそボーナスと言えるのではないでしょうか。