ITなどのサービス提供について、私はお金をいただける方はお客様であると考えています。
また、お客様は神様ではなく王様だと思っています。
私達世代くらいまでは「あの方」の影響で「お客様は神様です」と言ってしまう方も多いでしょう。
しかし一般的に神様とはあがめ奉られるもので、お客様をあがめ奉ってしまえば、間違いを正すなどと言う恐れ多いことはできません。
ところが、王様ということになると「悪い王様」というのがいて、民衆から叩き出されてしまう王もいるのです。
私にとって王様というのは間違いなく優位で、誤ったことでなければ、素直にハイと聞くものだと理解しています。
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さて、なぜそのようなことを書こうかと思ったのは、そうしたサービスをする業者とおおもめしたからです。
こちらのミスとしては運営母体が三度も変わってしまい、支払いが遅くなったことでした。
これについては丁寧に謝罪をさせていただきました。
先方のミスは、キャンセルの時期を間違え、よけいな費用がかかる時に金額を間違え、それに対して以下のようなメールを送ってきたのです。
「法的手段も含めて確実に回収いたします。」
そして期日の翌日、金額5400円の通帳記載がされていないからと、わざわざ電話をしてきたのです。
(前日の記帳が確実にされているとは思えませんでしたし、金額で追えば間違いないはずです)
「まだ払われてません」と言われたために、念のため名義人がもし違っていたらと言うことでそれもつたえたのですが、「確認できません」と、見ているような時間もなく言われたので、あまりに失礼だと思い怒ったのです。
挙げ句話をしている最中に笑う、サービスを提供しているのだから、客と対等の立場などと持論を展開するものですから、あきれ果ててしまいました。
どんなことがあろうとお金をもらえる相手であればお客様であるわけで、その客に対して失礼なことをしたり、言ったりしても謝らないこと、そして人の話を遮って「お金が確認できるまでは客じゃない」などという考えに、さすがに「黙れ若造、クレームをつける人間の言うことは聞け!」と言ったのです。
そこで返ってきた言葉は「マニュアルでは…」…
人の気分を害するのもいい加減にしていただきたい。
サービス提供会社で、こんな対処はあり得ないでしょう。
その会社の常識を疑います。
こちらの不義理を差し引いてもあり得ないわけです。
つくづくこんな会社のサービスを解約して良かったと思います。
そもそも解約金で三ヶ月分を請求するなどというITサービスなど、昨今探す方が難しいでしょう。
あり得ないサービスです。