2/26に私が書いたものだが、まだこの時は様子見であったためこのような書き方をしていた。
しかし、ウイルスの毒性の問題が明らかになり、また毒性が増している状況を見るに、今の緊急事態や自粛はやむを得ないと思っています。
とにかく国家、世界として蔓延期を脱しなければならないわけで、思想の左右に関係なくまずはできることをしていく必要があると思っています。
しかしながら、政府の対応の遅さがあるため、私でさえイライラするようなこともあります。
だが今は政府に依頼することはあったとしても、文句を言うべき時ではないのは、東日本大震災の時の民主党政権へ当面黙っていた保守側の面々をみて、本来は左だと認識している人も余計なことを言うべきではないと考えます。
・・・が、安倍総理夫妻は脇が甘い、森友学園問題では夫人の関与などなく、ただ名誉なんちゃらにホイホイなったから付け込まれる結果となったわけで、あれは役人と籠池氏、そして隣の講演も役員と民主党議員それぞれの問題となるわけで、どちらが本来叩かれるべきなのかと言えば自ずとわかること。
と、それてしまったため元に戻しましょう。
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まず、現政権に言いたいのは給付の質が悪すぎるしわかりにくい。
厚生労働省ももっと以下のものを広報すべき。
馬鹿がまるで保証のないように言っているが、そもそも休業における補償なんてのは、こうした広域の災害や疫病に対応できるはずがない。
民間がなぜ民間かと言えば、それぞれにリスクを負いながらも自身に適応した商売をすればこそ成り立っているはず。
風光明媚なところに既得権益の観光業でたんまり儲けていた人が、近くの火山が噴火したから補償しろなんてのはおかしいと思いませんか?
火山の近くで商売していたことそのものがリスクであるというのに、そのリスクを無視して儲かっているときは人に言わず、困った時だけ「補償を!」って理解ができません。
私達フリーランスにしてもそうです。
なぜフリーランスを選んだかと言えば、好きな仕事か儲かるからというのが大部分を占めるでしょう。
(私は好きな仕事・・・とまでは言えないし、離婚で会社をなくしたから結果フリーランスになりましたが)
今は、世界中がたいへんなことになり、ある意味イコールコンディションです。
全員に給付を!ってやるのは結構ですが、無い袖を振ってしまったらその財源は借金か税金で、結果として国民から徴収するのが政府というものです。
つまりはそうした給付や補償をできるだけ少なくするために自己防衛することが必要であって、政府に金よこせというのはある意味間違いだとわかるはずです。
ただし、最低限の生活をするためのセーフティーネットは「早急に」必要であり、その部分に対しての政府の遅さに対してはいら立ちを隠せません。
明日困る人に二か月後の給付なんてありえないでしょ???
今は絶える時、だが困窮している人に対しては、早急な給付をすべき。
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そしてウイルス対策。
日本の死亡者数の少なさが不思議ですが、これもまた現実なわけです。
その原因解明はおいといて、まずは重症者をどう救っていくのかが重要なのです。
PCR検査で大騒ぎしていますが、特効薬がない現在において、陽性になったからどうできることはありません。
軽症や無症状の場合には、ホテルや独り暮らしなら自宅で隔離生活を送るしかないのです。
身内にも味覚と嗅覚がなくなり、倦怠感があったため自己隔離生活を送っているのがいますが、熱が上がったりして、肺炎の徴候が起こらない限り、検査をしても入院できないわけです。
それを認めてしまっては病院のベッドが空かなくなってしまうということです。
今は感染者数を調べることもよりも、それぞれの国の医療環境を知り、それに対応した死者数と比較をして、日本はどういう対応をしていくのかが重要であって、繰り返しますがPCR検査をして陽性者を探すことが有用な時期ではありません。
感染が終息してからおおよその感染者数はどれくらいなのか、症状があったがPCR検査をしなかった人に対して長期抗体の有無を調べるなどをすればいいわけで、一部の人達のように検査検査と騒ぎ立ててもたいした意味は持たないわけです。
検査結果で陽性となっても、結果的に籠るしかないわけですよ。
こういう時に人としての質が問われるわけで、自己をどうとらえるかというのがよくわかります。
還って自分はどうなのかというのを第三者的な目で見ながら、大人としての対応をしていこうと思います。