ネットで「インターネット監視法ができた!」と騒いでいるので穿って見てみる

そんなふざけた法律があるのか!!!と(あるわきゃないんですがね)やってみました(笑)

さて、インターネット監視法だというので、今国会に提出している法案をきちんと見てみることにします。

「サイバーセキュリティ基本法及び情報処理の促進に関する法律の一部を改正する法律」というのが正式名です。

・独立行政法人及び指定法人等の設立に対してサイバーセキュリティ対策を講じるために専任を置きなさい
・情報処理安全確保支援士という資格を作るので(情報処理技術者試験とは別枠)よろしく
 →結構資格基準も厳しいし、そもそも業務に対しての守秘義務についても書かれている
 →守秘義務を守らなかった場合は1年以下の懲役または50万円以下の罰金
・独立行政法人情報処理推進機構(情報処理技術者試験を管轄している)でサイバーセキュリティ講習もやれ
・独立行政法人情報処理推進機構の役員や職員にあった者は、業務上知り得る秘密を漏らしたり盗用しちゃだめよ
 →漏らしたり盗用した場合1年以下の懲役または50万円以下の罰金

これのどこがインターネット監視法なんでしょうか?

まったく理解ができません。

これは今まで以上にサイバーセキュリティに対して向かい合うため、きちんとした資格を整備して特に政府関係の独立法人などは、その資格者を置いてサイバーセキュリティ対策をしなさいと言っている話し。

どこに監視をすると書かれているのでしょうか。

どうにもこうにも政府にとにかく反対する人たちは、その法案の中身をきちんと読んでいないということですね。

どこをどうやったらインターネットを利用する人たちの監視をしようとしているのかさーっぱりわかりません。

そして、それを言うなら犯罪捜査におけるインターネット監視は当たり前だと思っていますから、それのどこがいけないの?と思いますね。

つまり嫌だなんだと言う人、警察を権力としてとらえ、警察が何をやるか信用できないなんて「思い込んでいる人」、もしくは後ろめたいことをしている人が穿ってみているってのがよくわかります。