報道の自由度ランキングに対する勘違い

報道の自由度ランキングで日本が71位になった!だから政府がなんかしているんだ・・・

思わず笑ってしまいました。

このランキングを出している団体をご存知ですか?

『国境なき記者団』という組織で、事務局長は北京オリンピックの聖火リレーを邪魔しちゃった人ですね。

まあChinaに対しての抗議(チベットに対してのものです)はわからなくもないのですが、言ってしまえば「自分の意志に従わないものは認めない」ってことなんでしょう。

まあそのベースとなる思想ですがやっぱりという感じで「トロツキスト」で「革命的共産主義者同盟」という第四インターナショナルのフランス支部にいたわけです。

そして驚きなんですが、国境なき記者団の財源ってのはChinaやカナダ、国際機関からの政治援助ってことで、とても中立になるなんてのはできないんじゃないの?って思うのです。

で、なんで日本が彼らのランキングで下位にくるかといえば「記者クラブが排他的だから」ってことなんだそうで、私も兼ねてよりぜひとも記者クラブなんてものは廃止して、自由に報道させろと思っているわけです。

それから秘密保護法に対して警告しているらしいですが、こんなの日本に限りませんよね?
まして公務員に対しての守秘義務なんてのはそんなもんじゃ済みませんよね。

もしも公務員であろうとも、国家が国民に対して不利益なことを意図的にやっているとしたならば、それは罰せられようとも所謂報道機関にタレこんで、こういうことがあったからなんとかせい!ってやればいいわけです。

例えば罰が下ろうとも、それは国民が罰せられはしたが正義を果たしたと認めるはずです。

元海上保安庁の一色氏がいい例で、Chinaの漁船(苦笑)が海上保安庁の船に体当たりしてきて取り締まったのにもかかわらず、超法規的措置でChinaに政府が返したってことに対しての抗議だったと思いますが、私は一色氏が正しいことをしたと思っていますので、海上保安庁をクビになろうとも氏は日本国民への利益として正しいことをしたのだと理解しています。

罰を恐れて情報を公開しないなんてのは愚の骨頂で、国民の利益だというのであれば死をも覚悟するつもりで情報公開をしていただきたいと思う次第です。