政治こそ一番身近なものです

たまに政治のことを政治など考えたことがないという方と話すときによく言われるのは・・・

  • 政治家が変わっても政治は変わらない
  • 政権が変わっても自分には関係がない
  • 政権が変わっても日本は変わらない
  • 自分には関係がない

というものです。

それは全く違うのですが、諭すように話してみても全く取り付く島もないことが多々あります。

それでも政治は身近なものなのだと、ブログでちらっと書いてみようかななどと思っているわけです。

直近で日本にて政権交代が起こったのは2009年のことです。
少なくとも私にとっては悪夢の三年間だと考えていますが、そう思わない不思議な方がいらっしゃるので「少なくとも」とつけてみました。

あの三年間で円高が続き、経済は混迷し、政治空白が叫ばれ、消費税10%が決められたのです。
いわゆる311後には絶対に無理だと言われた再生エネルギー法を試行し、買取が高額で続くわけのない電気の買取を義務付けました。

それらのつけが現在の自民党政権に現れているのが事実ですが、自由民主党から民主党へ政権が移行したことで、これだけ日本が変化しているのです。

それでも政権が変わっても日本は変わらないのでしょうか。

民主党政権を受け入れたのは当時の国民意識が「自民党ではだめだ」となったからだと思われます。

今でも私は自由民主党が一番優れているとは思っていません。
むしろもっと野党の中にまともなものができてくれないのかと思っており、民主党ができたときに少しは期待をしたものですし、維新が盛り上がってきたころに少しは期待をしたものです。

しかしながら彼らは自分で自分の首を絞めるような行為ばかりを繰り返しましたし、維新は別として民主党は自由民主党に対して反対意見を述べるだけの党というイメージになってしまいました。

今でもまともな野党を作るため。作ってもらうためいろいろな会合に出かけたりすることはありますが、少なくとも自民党を全否定する人たちの意見はあまりに建設的ではないため、そういうところに足を運ぶことはなくなりましたし、日本共産党から応援されるような人は絶対に応援をしません。

日本共産党に対しての理由は単純で、あれだけ安倍政権に対して長すぎる・飽きたなどと言っている政党が18年間も無投票で代表が変わらない状況ですし、なにより戦前よりの活動に対しての総括も反省もない政党を認めることなどできようはずもありません。
しかしながら日本は60年代70年代の安保闘争で一定数の共産党支持者や共産趣味者を生み出し、いまだに支持をしている現状があります。
これは恥ずべき事態だと考えています。

言論の多様性は認めますので、共産主義を論じるのは結構だと思いますが、旧ソビエトと中国共産党の状況を考えるに、共産主義は夢であったと言わざるを得ないと少なくとも私はそう考えております。

私は地域の政治家と積極的に話をするようにしています。

それは国会議員も含まれるわけですが、幸いなことに地元の平沢勝栄代議士は会話のできる方ですし、きちんと事務所で秘書の方を通せば必要な場合には話をすることは間違いなく可能です。

当たり前のことですが、私たち日本国民は選挙権があり、彼らを選ぶ立場にあるのですから、その話を聞かない政治家など選ぶはずもありません。

貴重な意見をもらえるとなれば、秘書から代議士に伝わり「では会ってみましょう」ということになります。

もちろん、そこの木がどうしただの、下水管が詰まるだなどと役所で済むようなことを事務所に言っても相手にしてくれませんので、その程度で話をしてくれないなどと怒るのは全く論じるところが違うことになります。

そうそう、地元のことだけを相談するのであれば、市町村区議会議員が話をきいてくれると思います。

現在、経済が上向いているのは間違いがなく、少なくとも私の周りの業界では単価が上がっていたり、人が足りないということをよく聞きます。
それだけ仕事が生まれているということは上向いていると考えられ、日本が良い状況になっているのだと感じています。

もっと良くするには政治をよくすることも必要となります。

つまりは身近にある政治、政治家を使わない手はないわけです。

自分の環境をよくすることを考えるのであれば、一度きちんとかつ冷静に考えるべきです。