新型コロナウイルスと風邪の決定的な違い

コロナウイルスは風邪と一緒!・・・という意見は理解しなくはありません。

ただ決定的に違うことがあります。

対症療法にせよなんにせよ、現在においては特効薬がない。

そして悪化した時の劇症化について、確実に特殊な医療器具が必要であり、その機材には限りがあるということです。

その限りというのも、それほど多くはないということでしょうか。

またウイルスだとわかっていて、ワクチンもまだないわけですし、そのワクチンができても症状を軽くできるのか、それとも発症しないで済むのかさえわからない状況なのです。

つまりは普通の風邪とやってしまうには、リスクが大きい部分があるということになります。

確かに私もインフルエンザの死者数よりも少ないじゃないかと思う部分もありますが、それは各人が備えているからこその結果であって、もしこれが蔓延してしまった場合には機材が足りなくなり、助かるかもしれなかった命が助からなくなるという現実が見えてくる可能性があるということです。

今年の春に外国で機材が足りなくて死ぬのを見ているしかないという発言を、医者が泣きながらしていた動画を見ました。

世界的にそうならないとは言えないからこそ新型コロナウイルスはこわいのだと感じるわけです。

とにかく、今以上に警戒を続けながら、経済活動も並行して行っていかなければならないわけです。

寒くなってきてまた新型コロナウイルスの感染者が日本全国に広がってきました。

これからが冬の感染予防本番となります。

みなさん一人一人が警戒を怠らず、特効薬やワクチンができるまではできることをやっていきましょう。