世論という弊害

政治も、芸能も、そこらへんのことも、SNSやマスコミによる「世論」を気にして、それらが余計な方向に動くことが最近よくあると思うようになった。

政治は菅政権の揺れ方をみるとよくわかる。

そもそも菅総理の息子が東北新社にいて、接待をする側にいるのは、別段菅総理とは関係がない話。

そして官僚に対して接待して、それが額が多いって話だっていうなら、東北新社と接待を受けた側の官僚に問題があるだけの話であって、菅総理がそんなことに関与するわけがない。

しかし野党は阿呆だからそこらへんを突っ込む。

山田氏についてもそう。

野党「〇〇は問題だ!やめさせろ!」
政府「問題はあったかもしれないが適正に処置をしたので続投する」
野党「ワーワーギャーギャー」
マスコミ「ワーワーギャーギャー」
世論のごく一部「ワーワーギャーギャー」

政府「体調の問題でやめます」

野党「優秀な官僚が政府に潰された」
マスコミ「政府は何か隠しているのではないか」
世論のごく一部「わーいやったー!」

・・・って、馬鹿ですか?

特に野党は、自分たちがこの間言ったことを忘れているのですか?っていうレベル。

芸能では渡部健さんがそう。

はっきりいうが芸能人になにを求めているの?

清廉潔白さだっていうなら、特に芸人に対しては意味がないものだと思うがいかがか。

そもそも不倫をして世間に迷惑をかけたなんてことはなく、家族や周囲に迷惑をかけただけの話。

確かに公衆トイレとそのビルには迷惑をかけたが、彼が再起しようとしているのを邪魔をしているのはマスコミ。

マスコミは人の再起を妨げようというのか?

どんな人でもまともに再起をしようとしたなら、それを阻害する必要などあるはずがないというのに、豊洲に出入りしたから豊洲市場の邪魔をして、結果は渡部健さんはその会社に出入りできなくなっている。

これが一般の人の再起を阻んでいるとしたらどう考えるのだ?

一般人じゃないなんてことじゃなく、一人の人間が犯罪などではなくまともに再起しようとしているのであれば、それを邪魔することはおろかでしかない。

それにしても菅政権は脆すぎ。

陰に隠れてNHKと契約をしなかったら割り増しにする法案を通していたり、姑息。

バックグラウンドが弱いから結局他の力のある日とのいいなり。

先日、友人と話をしていて思ったのはいかに安倍政権がまともであったかということ。

世襲だなんだとか言うが、バックグラウンドであったり、その考えであったりが強い人がやはりいいということ。

そう考えると、世襲でもなんでもいいじゃないとは思うが、結局バックグラウンドがしっかりしているのは世襲の方が多くなるのは止むを得ないことなのかもしれない。

悩みどころではあるが、現実としてそうなっている。

そして残念なことにそれらが弱い菅総理は、今日もマスゴミに流されるだけ。